ボディメイク。
春のカラダに切り替えましょう!①
Manami 先生が自宅でできるバレエの動きを伝授
鎌倉のカリスマ・サロン「Hammam」で人気のManami先生。今回は、4歳からバレエを始めて25年、独自のボディメイクを実践する、彼女のオリジナルメソッドをご紹介します。第一回はカラダに無理のないバレエの動きの作り方について、考え方をおうかがいします。
バレエに出会ったのは4歳のとき。
「そうですね。私はバレエを25年やっています。専門学校を卒業し、一度は普通の事務の仕事もしたのですが、働きながらもレッスンを続け、25歳で本格的に子どもたちの指導を始めました。自分でも踊り続けています」
バレエで心配なのは、急に柔らかくなれないために腰や足を故障する人が多いこと。でもManami 先生のバレエ・レッスンはカラダを壊さないと好評です。
その秘密はどこにあるのでしょうか。
「確かにカラダの固い人にって、バレエは入り口が狭いですね。『太ってしまっているから人前にカラダをさらしたくない』という方もいらっしゃいますし。でも、このHammamだと岩盤浴の中でやることで、いつもよりもストレッチしやすくなっているんです。それと、私自身が、オーストラリアに留学したとき、ヨガやピラティスをしっかり学んでメソッドを作ったということも大きいかもしれません。呼吸の使い方、筋肉の動かし方。無理はいけないんですよ。でもリラックスしながら、ちょっと頑張る。どこまで大丈夫なのか、ちょっとずつ限界を知る。それが大事なことなんです」
普通のバレリーナはバレエでしかカラダを使わない人も多いようですが、Manami先生は登山もすればスキーもします。その行動の柔軟さが、さらに柔軟なメソッドをつくっていったのです。
では実際にManami先生のボディメイクのメソッドを続けている人にはどんな感想があったのでしょうか。
「まずはある程度の年齢の方にとっては、中性脂肪が落ちたという方がいらっしゃいました。走っている方は長い距離を走れるようになったとか。それと、筋トレになるので、ちょうどいい場所に筋肉がつくんです。膝の関節が弱くなったりするのも、ハムストリングというももの裏の筋肉が弱るから。若い頃から腿の筋肉を鍛えておくことは大事ですよ」
ムキムキした男性的な筋肉は美しくありません。女性らしい筋肉を上手につけて、春らしい美しいカラダになるメソッド、次回から大公開します。
Manami先生 プロフィール
杉崎麻奈美。
茨城県生まれ、4歳からバレエを始め、25年。オーストラリアに3年半留学、RADの資格を持っている。25歳で本格的に子どもたちの指導を始める。Hammam鎌倉ではボディメイクのクラスをもっている。
Hammam
公式HP http://hammam.jp/
(講師:杉崎麻奈美 / 撮影:斎藤有美 / 構成:森 綾 / 協力:Hammam)