このエントリーをはてなブックマークに追加

4da2eb1493d7d00b26c80534af9ce791
Blank

2008年9月に初のリリースをして以来ほぼ全ての作品がヒットを記録し、今やメロウシーンの中心的存在であるRobert de Boronさん。

2011年2nd Album 『Mellow Candle』、2013年3rd Album 『On the Rainbow』はどちらも高い評価とセールスを記録、フジテレビ系列「テラスハウス」でも楽曲が使用されるなど、幅広い層でリスナーは増え続けている。

そんな彼が、2014年7月9日に自身の代表曲である「Shine a Light」シリーズの盟友AWAと共に、ファン待望のコラボ・フル・アルバムをリリースしました。後編は、待望の新作アルバム「Shine a Light」の制作裏話や、彼の恋愛観、音楽に対する気持ちを聞いてみたいと思います!

ニュージーランドから日本へ光を・・・「Shine A Light」

Robert de Boron「Shine A Light (Let’s Love)feat. AWA & Junz」 Music Video

ボロンさんの代表作と言える「Shine A Light」シリーズがたくさん詰まった、待望の新作アルバムが発売されました。まず、はじめに「Shine A Light」シリーズとはどのようなものなのか教えてください。
Shine A Lightシリーズの歌詞は、現地では知らない人がいないと言われているくらい有名なニュージーランドのシンガー、AWA(アワ)が書いているんです。 「Shine A Light」というのはもともと「光をてらす」とか「希望を与える」という意味で、pt.1とpt.2はまさにそういう意味合いを込めて作りました。特にpt.2は、東北震災のあとに発売されたアルバムに入っていた曲で、歌詞には「ニュージーランドが日本へ光をあてる」というメッセージがあるんです。この歌詞がどこかで和訳されたみたいで、「この曲に希望をもらえました」って声をたくさんいただきました。それは僕も嬉しかったですね。でも、作ったのは震災が起きる1年くらい前だったし、なにも意図はしていなかったんですけど、逆にそれが力の抜けた感じになって、あの大変なときに聴いてもよかったのかなって思います。 そして、元々1つの楽曲だったShine A LightをもっともっとAWAと一緒に作りたくて、シリーズ化することになりました。

限られた時間の中でAWAとのセッションで生まれた作品たち

アルバムには既存の「Shine a Light」が4曲、新作が6曲と言うことですが、ニュージーランドのアーティストとの共同作業はどのように進めていきましたか?
楽曲の制作は、AWAの来日に合わせて行いました。今年の2月にAWAの日本ツアーがあったんですけど、それに合わせて収録しました。4曲は既存の曲で、6曲が新しい曲になります。AWAが日本に来る前に20曲くらいつくって、そのうち10曲を彼に投げて、作詞をニュージーランドでお願いしていたんですけど・・・なんとAWAが来日したとき作詞してきてくれたのは2曲だけだったという(笑)「大丈夫かよ?!これから6曲録んだぞ!(笑)」とは思ったんですけど、彼はとてもスピリチュアルな人なんでイメージと合わないってゆうこともよくあって。でも、「今回の来日はお前のためだから」って言って、他のレコード会社からのオファーとか全部断ってくれたんですよ。それくらいアツい人でもあるから、意外とすんなりできたんですよね。

日本に来てから4曲作詞してもらって、あとの2曲はセッションで作り上げました。カフェとかで俺がギターを弾いて「このコードはどう?」「こんなのはどう?」って、鼻歌とか歌いながらやっていって。そうしたら、AWAが「あ!おりてきたおりてきた〜!」って詩をぶわ〜って書き始めるんですよね。ほんとに彼はすごい!!

その即興で生まれたのが「Hapani Girl」。「Hapani」はマウイ語で「日本人」という意味だから「日本人の女の子」に歌っている曲です。歌詞に「ハナレタクナイ」って言葉があるんですけど、これは一緒に考えた言葉です。このアルバムで、この曲が僕の一番のヒットソングです。

来日して次の日から4日間くらい連続で収録だったんですけど、レコーディング初日で10時間くらいAWAは歌いっぱなしだったんですよ。10時間歌い続けるってシンガーとっては大変だと思うんですよね。レコーディングのあとに、AWAにラフミックス(修正などを入れずにつくった未完成の曲)をCDに焼いてくれって言われたのでとりあえず作って渡したら、AWAは宿泊先に帰ってそれをまた聴いていたみたいで。歌が入っていなくてラップが入る予定だった16小節があるんですけど、次の日になったら、その部分の歌詞を書いてきたから歌わせてくれって言ったんです。宿泊先で作ったんでしょうね。10時間歌ったあとに、またメロディーと歌詞を考えてくるって、ほんとすごくて、その時点で彼のエネルギーに引っ張られちゃいました。

次回作に続く「Interlude」の裏側

トラック7の「Interlude」という曲は、歌詞が入っていませんが、どうしてなんですか?
これはShine a Light pt.5にしようと思っていた曲なんですけど、俺のフィーリングに合わないってAWAに断られた曲なんです。でも、良い曲だし誰かに歌ってほしいなってことで、余りトラックとしてアメリカのSam Ockというシンガーに投げたんですね。データを渡したときに「Shine a Light」という名前で渡してしまったから、Samが「俺のところにShine a Lightがきたー!」って思っちゃって、Shine a Lightをコンセプトにした歌詞を書いてきたんですよね。(笑)なので、これが「Samが歌ったShine a Light」ということで次のアルバムに入る予定です。

比べられるのが嫌い。だから、心配させないようにしています。

今回のアルバムには様々なラブソングが詰まっていますよね。ところでボロンさんは実際にどんな女性が好きですか?
・・・どんな女性も好きですね。(笑)というのも、フィーリングが合えばいいので、付き合う女性はいつも毎回違うタイプ。普段は毎日みんなとワイワイ遊んでいるのが好きなんですけど、彼女ができるとあんまり遊ばなくなる。だから、長続きする方です。でも、振られることのほうが多いかな〜。(笑)  比べられるのがすごい嫌でなんですよ。「仕事と私どっちが大事なの?」って言わせたくないから、「絶対お前だから!」っていう気持ちをずーっと意識して付き合っています。だって格好悪いじゃないですか。・・・まあ、格好つけているだけかもしれないですけど。(笑)
振られたときは引きずりますか?
引きずるときは引きずるけど・・・そんなときはギターが恋人(笑)振られたら引きずるっていうよりは、人に会いに行きますね。もともと一人でいるのが嫌いだし、音楽をやっていることで培った友達がたくさんいるから、いつもみんなには力になってもらっています・・・失恋したときだけではないけどね?!

世界中に発信することができる「思い出の鍵」

最後の質問とはなりますが、ボロンさんにとって音楽とはなんですか?
「思い出の鍵」かな。人によっては何個もあると思うんですけどね?においとかと一緒で、その当時よく聴いた曲を、10年とか経って聴いたときに「あのときこうだったな・・・」みたいな。そんな存在であるなら最高ですよね。 あと、もう一つ。食べ物で人を幸せにすることって出来るじゃない?絵とかもいろんな人に何かを気づかせることも出来る。音楽はというと、人づてに一気に世界に発信出来るじゃないですか。それってすごいことですよね。
たしかに、その当時の情景が目に浮かぶ思い出の曲って誰にでもありますよね。お話を伺っていく中で、周りの人への愛情がとても深い方であるということがわかりました。彼のつくり出す包み込むような音色は、彼のこういった人としての温かさからくるのかもしれません。
さまざまなシーンで、これからも人の心に残っていく素敵な音楽を、発信し続けてくれることでしょう!

(撮影 上平庸文 インタビュー 関亜紀子、森 綾)


Writer: セキアキ

このエントリーをはてなブックマークに追加

Others By

チョークアートからキャンドルアートまで、新しい才能を発信! 松下萌子さん【後編】
Blank

Bimajin Story / 2017/03/29

全日本国民的美少女コンテスト出身、世界へ羽ばたくチョークアーティスト 松下萌子さん【前編】
Blank

Bimajin Story / 2017/03/22

得意の料理で体調管理と体型維持しています 中川知香さん【後編】
Blank

Bimajin Story / 2017/03/08