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出産、子育てと事業を同時に進めながら。 加藤なぎささんはそのドレスのようなエプロンを「制服にする」という次のニーズも見出していきます。伊勢丹新宿店への催事出店など、この一年は大きな変化があったようです。
会社にするにあたって、理念を掲げられたとのことですが、それはどのようなものだったのでしょうか。
加藤 まず1つ目は、国内生産に徹して、日本の産業を支えたいということです。私が個人でエプロンの製作と販売を始めてからこの5年間に、国内の縫製工場が減っていくことを肌身に感じました。でも、上質な素材でいいものを、私は日本の工場で作りたいと思っているんです。2つ目は、子育て中の女性もキャリアを途切れさせず働く場を増やしたいということです。その2つの理念をもってから、私自身の心構えが変わりました。
より積極的に経営を展開していく気持ちになられたということですか。
加藤 はい。昨年12月24日に法人にして、すぐにやったのは、伊勢丹新宿店の母の日の催事に向けての売り込みでした。母の日は5月ですから、早いと思われるかもしれませんが、お忙しいバイヤーさんとアポがとれたのは2月。最初の反応もけっして好もしいものではありませんでした。
それでも2週間後、ラックを2つ頂けることになり、そのとき私はさらに「伊勢丹先行販売」「伊勢丹限定」デザインのものをどんと作っておもちしたんです。
その熱意と行動力がすごいです。
加藤 バイヤーさんにも喜んでいただき「じゃあ、エレグランスをコーナーにしましょう」ということになりました。
販売するときも、店頭に立たれたのですか。
加藤 デザイナーが店頭に立つほうが、お客様が喜んでくださる。だから23日間、立ち続けました。夫と娘が顔を見に来てくれたのが本当にうれしかったです。
 そして、すべてのお客様がうちのエプロンを好まれるわけではありませんから、ご要望に応じて他のブランドのエプロンもおすすめしました。そういう姿を売り場の方も認めてくださったようで、今後、また新たな展開ができそうです。
素晴らしい。エプロンという商品自体も、まだまだ可能性がありそうですね。
加藤 今回、立ち上げたのは「コスチュームエプロン」です。店やサロンなどで制服として着用していただくエプロンですね。私はエプロンの家庭以外での使い方をあまり想像していなかったのですが、お客様のほうから需要があって作ることになりました。オンとオフの切り替えのために使うエプロンなんですね。
 7月にはコスチュームエプロンとして、初めて男性用も売り出します。デニムとTシャツの上に着るだけで、きちんとしたギャルソン風になる楽しいデザインです。
デパートへの進出、新ジャンルへの拡大と、とても順調ですね。
加藤 代官山にショールームもオープンさせていただき、ありがたいことです。そして何よりもうれしいのは、一緒にこの事業を進める仲間にも恵まれたこと。それもお客様だった方が友達になり、仲間になった。これからもそんな風に事業を進めていけたらうれしいなと思っています。
エプロンでハッピーな毎日を。エプロンで世界平和をというのが、キャッチフレーズ。大きな平和も家庭での笑顔から、だと信じています。

加藤なぎさブログ
http://ameblo.jp/nagisakato

エレグランスホームページ
http://elegrance.com

(撮影:上平庸文 / インタビュー・文:森 綾)

Writer: 森綾のアイコン森綾

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