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今週のB!Storyは現役東大生兼ホテル経営者の龍崎翔子さん!
学生起業家のなかでも、特に珍しいとされているホテルの経営を行い、富良野のペンション、京都のホテル経営と幅を広げている龍崎さん。一学生、一若手起業家、そして、一女性として、真っ直ぐに進む彼女の原点やホテルに対する想いをお聞きしました。

学生での起業は珍しいものではなくなっている中、現役東大生兼ホテル経営をされていますが、他の学生起業家との違いを感じるところはありますか?
龍崎 他の学生起業家の方で活躍されている方がとても多いので、私が勉強させていただいていることの方が多いんですけど、私がやっていることが他の若い起業家の方と違うところがあるとすれば、革新的なサービスなどではなく、既存のジャンルをフィールドにしたリアルビジネスを展開しているところかと思います。ホテル経営も一気にドカッとやったのではなく、ホテルでのアルバイトやペンションの経営などを経て、泥臭く身近な足がかりを探して段階的にビジネスを組み上げていきましたね。他の起業家の方とのプライベートの交流はあまりなくて…唯一ある人だと、シンデレラバストで有名なfeastのハヤカワ五味さんですね。彼女も私と同じく、衣食住にちなんだリアルビジネスを行っているので共感したり、勉強させていただいている部分が多いです。
そもそもなぜホテル経営を始めたのですか?
龍崎 小さいころからホテルが大好きだったんですよ。で、これ!というきっかけは、小5の時に読んだ『ズッコケ三人組』でした。ハワイでホテル経営をしている日系人のおじさんが出てくるんですけど、ビビっときちゃって、「自分のやりたいのはこれだ」って!もっと原体験となると、低学年の頃、家族でアメリカ横断旅行をしたときです。車からの風景ってほんっとにどこでも同じで飽き飽きしてました、小さい子って特にそうじゃないですか(笑)その退屈を唯一解消してくれたのが、その晩のホテルを楽しみにすることだったんです。でも、どのホテルもあまり変わり映えしてなくて…幼いながら、「私ならもっと面白くできるのに」と思ってからの小5でのその本、キャラクターとの出会いでした。それから約10年、ホテル経営者を目指してきました。卒業アルバムの将来の夢の欄にも、ずっとそう書いてあるんです!
ホテル運営において、iPadを用いたり、ホテルのホームページもすごくかっこいいデザインだったり、龍崎さん自身もTwitterなどのSNSで情報発信をされていますが、今後ホテル経営と最先端技術やインターネットをどう絡めていくかなどの考えはありますか?
龍崎 もともとITやテクノロジーに興味がありましたので、積極的にアンテナを張って取り入れていきたいと思っております。現在はホテルのフロントにプロジェクションマッピングを設置したりしているのですが、将来的にはVRや360°動画、ドローンでの撮影によるプロモーションなども行なっていきたいですし、IoTやAIを活用したスマートホテル化も目指していきたいと思っています。専門外のことになってはしまうのですが、自分なりに情報を集めたりしつつ、色々な方にコラボのお話を頂戴して少しずつ実現させていこうと思っています。
女性のホテル経営者という存在がそもそも珍しいですが、女性だからこそ役にたった部分、また苦労した部分はありますか?
龍崎 うーん、ジェンダーの視点で言えば、女性だから困ったなどはないですね。むしろ学生でよかった部分はあって、セミリタイアしたあとにホテルを経営するとなると、プロデュースやマネジメント部分しかやらないじゃないですか?でも、私は学生で時間があるからこそ、清掃からフロント業務まで全部自分でやってみたんです。それでホテル業務の細部まで理解することができ、全体像を把握することができました。経営者として、分かってなきゃ出来ない部分もあるので、この経験が自分の基盤を作ったのかなと思っています!
経営されているHOTEL SHE, KYOTOは非常にアートな内装が特徴ですが、そのような感性は何によって磨かれましたか?また内装デザインのコンセプト等はありますか?
龍崎 自分ではまだまだだと思っていて勉強中なのですが、そうですね…上京したことかもしれません。学校が下北沢や渋谷に近いので、普段生活していても常に最先端のカルチャーに触れられるのは大きいです。他に影響を受けたものは、UDSというホテルの施工からデザインまで行っている企業がプロデュースしているホテルや、とアーティストのamazarashiさんのライブ演出とMV!また、普段からアンテナを張って、意識的に空間設計やグラフィックデザインを見ることでインプットを増やすように心がけています。 コンセプトでいうと、「ソーシャルホテル」を作りたいんです。私たちは無意識のうちに特定のコミュニティ、特定の層の人としか交流しなくなっている傾向があると思います。その点、ホテルは集まってくる方の層がまばらで本当に面白い。せっかく国籍も年齢もバラバラな人たちが集まるなら、空間をプライベートで仕切ってしまうのではなく、他の宿泊客と自然に空間を共有する機会を持って欲しい。だから、今運営しているHOTEL SHE, KYOTOは3部屋を潰して、ソーシャルラウンジにしちゃいました。「ソーシャルホテル」という概念自体あまり一般的ではないですから、私たちの理想の姿と現実のホテルにはややギャップがありますが、少しずつ近づけていくことができればと思っています。
ホテル経営について学ぶために東京大学に入学したとお聞きしていますが、目的を持って入学した生徒とそうでない生徒とで差を感じることはありますか?
龍崎 全然違うと思いますね。目的意識のあるなしで選択肢の幅が全然違ってくると思います。逆に思われがちですが、東大生のように優秀であればあるほど選択肢が狭まってしまう。ぶっちゃけ、普通に過ごしていても、それなり以上の企業に就職できたりする。目標、やりたいことがある人はみんなが飲み会をしている最中にどんどんその分野を学んでいく。時間と引き換えにたくさんの選択肢を作れるように頑張っているんです。だから、もし今、やりたいことがあるなら、飲み会やパンケーキ食べてる暇あるなら、動こう!(笑)シビアだけど、やるかやらないかの差は今この瞬間も開いています。

アンニュイな雰囲気とのギャップを感じさせる熱いホテル経営への思いを語ってくれた龍崎翔子さん。経営者として、常に“新しい”を吸収しようとするその姿勢には思わず感心してしまいました。後編では、家族や学生だからこそのエピソード、今後の展望についてお聞きしました!お楽しみに♪

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HOTEL SHE, KYOTO: http://www.hotelshekyoto.com/
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