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先週に引き続き、今週のB!Storyはメディカルイラストレーターのtokcoさん。
自身の人生に大きな影響を与えたことやこれからのこと。社会の最前線で活躍される医療業界注目の女性クリエイターです♪

長い年月を掛けて自分の夢を実現されたtokcoさんですが、影響を受けた人などいらっしゃいますか?
tokco たくさんいるのですが、、、。私の人生に大きな影響を与えてくれたのはやはり両親。そして祖母です。デザイナーという小さい頃から私が憧れていた仕事をしていた父からは芸術の世界で生き抜く難しさを幼少の頃から学びました。評価がある特殊な世界で生き抜いていくことがどんなに大変なことか。父の教えがあったからこそ、いざメディカルイラストレーターとしてやっていこうと決めた時の覚悟ができたのだと思います。そして母方の家系が「女性も手に職を」という考え方でしたのでその影響も大きいですね。特に私の母と祖母は頭が良く愛情深い人。「世のため人のためになることをしなさい」と二人とも口癖のように言っていたのをよく覚えています。その祖母は医者になることを夢見ていたのですが、時代背景を理由に猛烈に反対され、悔しくも夢を叶えることができませんでした。だから医療に関わる仕事をしていると祖母の夢を引き継いだようで私も嬉しい気持ちになります。今になると祖母の言葉の意味がよく分かるし、進むべき方向性の軸になっていることを実感しています。人の役に立つために絵を描くんだということを忘れずに、自分の仕事に誇りを持つ。こういう風に物事を考えられるのは両親と祖母のおかげだと思います。
現在は自分で会社を起業されていますが「レーマン」の名前の由来は?
tokco 株式会社レーマンを立ち上げたのはちょうど3年前。会社の名前を考える時はすごくシンプルでした。医学といえば静脈と動脈の青と赤。青と赤から磁石のN極とS極を連想して…。フランス語で磁石のことを「 l'aimant 」と呼ぶのですがこの単語に似せて「レーマン(LAIMAN)」と造語を作りました。相反するものを引き付ける=運気を引き付ける、フランスではそんな意味も込められているそうで、縁起が良いなと感じました。起業をした時、自分の中に迷いはありませんでした。イラストレーターとして絶対にやってやる!もうそれだけです。
tokcoさんにとって美しく魅力のある女性とは
tokco 自分自身のことを理解し、困難なことにもすぐに対応できる女性。苦労を顔に出さない、愛情に溢れる女性は魅力的ですよね。それから人の話を心から聞いて真摯に応えてくれる、偏見を持たない、マイナスなことを言わない人は一緒にいてとても心地が良いです。身近にいる私の家族は皆、自分できちんと責任を持てるのなら見た目などで判断しないという考え方。人の 中身をきちんと見るという姿勢は私自身も学ばせてもらっています。
医療という特殊な業界で仕事をされているTokcoさんですが最近のマイブームなどありますか。
tokco 異業種の人に会って、自分の視野を広げています。全く別の業界の人達と接することで新しい刺激を受けますし、世の中で活躍している人がどのようなステップで今に至るのか、どんな考え方をしているのかを間近で学ぶことができる貴重な機会。相手の尊敬すべきところを発見したら素直に聞いて教えてもらうことが私自身の成長に繋がっています。レーマンを立ち上げてからは、時間が許す限りは交流会や学会に参加するなど出来る限り外に出るようにしています。たとえ自分の仕事に直接的に関係はないことだとしてもアンテナを貼ることは大切だと思いますし、私が携わっている仕事を世の中に知ってもらうチャンスにも繋がります。メディカルイラストレーターという職業を確立させるためにはどうするべきなのか、意見やアドバイスをもらうことはとても有り難いこと。面白いなと興味を持ってもらえるだけでも有り難いです。そういった小さなことが新しい仕事に繋がっています。
さらなる活躍の場が今後ますます増えそうですね!来年の展望について教えてください
tokco メディカルイラストレーターという職業を広く知ってもらうことがまずは目標です。業界の中でも協会や学会を作る動きはあるものの本格的なビジネスとしてはまだまだ未熟。「職業」として確立させる為に、仕事を通じて私自身からも積極的に発信していきたいと考えています。でも1人でやるには限界があるのも事実。同じ業種の人達やイラストレーター同士で情報交換や発表する場を設け、様々な意見を取り入れながら若い世代に伝えていきたいと思います。今、実際に現場にいるのは60歳以上の高齢の方か30代が中心。この仕事で本当に食べていけるのか・・・と不安を持つ若者も少なくはないので業界全体が活性化できるような底上げをしていきたいです。それにプロの専門職と認められれば海外のようにもっと躍進できる可能性も。通常のイラストとは違い、知識と技術が必要となる特殊な職業なので需要は必ずあります。近年話題となっている3Dプリンタやアニメーションなど、プラスαな要素を共存させていければいいなと思います。
最後にbimajin読者へメッセージをお願いします。
tokco 毎日を楽しく生きるために私が思うのは「自分を知る」こと。そこから人への思いやりや愛情が生まれてくると感じています。自分自身のバランス(肉体や精神的)が取れていないと何をやってもうまくいかなかったり無理が生じます。だけど、歳を重ねていくうちにその自分なりの解決法が経験を通して分かってくる。 そうやって困難を乗り越えながら生きることが成長となり、その人の魅力として磨かれていくのだと思います。

実は既に結婚をして子育てと仕事を両立しているワーキングマザーでもあるtokcoさん。子供が小さかった時はなんと背中に背負いながら一所懸命仕事をしていたそうです。メディカルイラストレーターになりたい!というtokcoさんの意志を尊重してくれた理解ある家族に後押しされて自身の会社を立ち上げ、さらなる飛躍をしようと挑戦する姿は同じ女性として学ぶべきことが沢山ありました。女性がますます活躍するであろうこれからの時代、bimajin読者の皆さまも自分が幸せになれる仕事を見つけてみてくださいね!

LAIMAN(レーマン) http://www.laiman.co.jp


Writer: Izumi

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