

右の鼻は左脳に直結し、交感神経を刺激するため血糖値と心拍数を上げます。
左の鼻は右脳に直結し、副交感神経を刺激するため血糖値と心拍数を下げます。
この効果を上手く利用したものが片鼻呼吸法。いつでも好きな時に1日3分行うだけで自律神経を整えてくれるのでぜひ挑戦してみてください♪この呼吸法を教えてくださったのは社交ダンスとエクササイズを融合した「ラテササイズ」のインストラクター・伊藤さやかさん。さっそくチャレンジしてみましょう!
【片鼻呼吸法】(ナーディーショーダナ)
<効果>
- 自律神経の調子を整える。
- 心が落ち着く。
- 脳に酸素がたっぷり送り込まれるため思考がクリアになる。
- 首から上の血流を良くするため顔色が良くなる。

<方法>
①安楽座か胡座で始めます。
②目を閉じ、まずはゆったりとした鼻呼吸へ呼吸を切り替え、心を落ち着かせていきます。
③右手の人差し指と中指で眉間のあたりを押さえます。親指で右の鼻、薬指は左の鼻をふさげるように指をセット。(薬指は指の腹で押さえづらい場合は軽く曲げた指のサイドで押さえていきます)。小指は力を入れず自然に添えておくことを意識してみましょう!
④左手は手のひら天井方向に向け左膝のあたりに置いておきます。もしくは左手は親指と人差し指で輪を作り、残りの3本の指は自然に伸ばします。(この手の形はチンムドラーと呼びます。)
⑤右手親指で右の鼻をふさぎ、左の鼻の穴から息を吐ききります。吐ききったらそのまま左の鼻の穴から息を吸いましょう。
⑥吸いきったら右手薬指で左の鼻の穴をふさぎ、右手親指の力を緩めて右の鼻の穴を開き、右の鼻の穴から息を吐ききります。吐ききったら右の鼻の穴から吸います。吸いきったら⑤に戻り、⑤と⑥を繰り返します。
慣れてきたら呼吸のペースをゆったりと長くしてみましょう! この片鼻呼吸法は朝起きて行えば脳に酸素を十分に送ることができて爽やかに目覚めることができますし、寝る前に行えばリラックス効果で深い眠りにつくことができます。また、仕事や勉強をする前にすると頭の回転がよくなり集中力も♪
プロフィール

ヨガインストラクター / 元プロ競技ダンサー / JBDFプロダンスインストラクター / 整体師 / オイルトリートメントセラピスト / 小顔リンパドレナージュセラピスト
社交ダンスとヨガの要素を取り入れた新エクササイズ「ラテササイズ」の提案など、精力的に活動中。整体師やセラピストの経験を生かした多角的な視点から行うアドバイスが男性・女性から支持を得ている。
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