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マダムマサコの料理教室では、調理のあと、試食中の楽しい会話もごちそうです。
今回はクリスマスの素朴な疑問について、考えてみました。

「なぜ、クリスマスにはチキンの丸焼きが日本ではポピュラーなんでしょう?」

「最後の晩餐」の絵にヒントがあるのでは??

ある日の試食で、生徒さんの一人がこんな素朴な疑問を口にしました。

「先生、どうしてクリスマスにはチキンの丸焼きなんでしょうか」
「そうですねえ。アメリカでは七面鳥ですけどね…でも七面鳥もなぜなのかしら」

マダムマサコが思いついたのは、聖書の中の「最後の晩餐」にヒントがないかということでした。
そこで、私はまず有名なレオナルド・ダヴィンチの「最後の晩餐」をじっくり見てみることにしました。

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ん?どこにもチキンの丸焼きはありません。
しかもよく調べてみると、この絵の元の絵を見ても鶏は出て来ず、
むしろ魚が出てきたそうなんです。
別の人の描いた「最後の晩餐はどうでしょう?こちらは、
ヤコボ・バッサーノさんという人の描いたもの。

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やっぱり鶏は出てきません。
聖書ではこの「最後の晩餐」はユダヤ教の過越の祭りの時期で
「子羊をほふる」という表現が出てきます。だからこんな絵を描いている画家もいました。

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どうやら、七面鳥を食べるのは、1620年、アメリカに移り住んだ清教徒が、初めての収穫祭のときに食べたのが野生の七面鳥の肉だった、というのが定説のよう。
それが、日本では、七面鳥よりもポピュラーな鶏になったということでしょう。

マダムマサコの家でも、毎年、クリスマスにはチキンの丸焼きが登場します。
一番人気はおなかに栗のおこわを詰めたもの。ジューシーな肉汁をたっぷり吸って香ばしくなったおこわは、美味しくて心もほっこりします。
何人集まるのかわからないというときも、一羽丸ごとの料理は期待度が高まりますね。


今回、Bimajinでは、フライパンひとつでできるクリスマスの
メイン料理を中心に紹介しました。
どうぞ心あたたまるクリスマスを、大切な人と過ごしてください。

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(調理:太田雅子 / 撮影:上平庸文 / 文:森 綾)

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20131016bimajin-recipe-profile01◆マダム マサコ

プロフィール
1993年より白金台の自宅で料理教室を主宰。
口コミで集まった生徒たちに楽しく
「料理で世界平和!」を伝えている。
パリ、フィレンツェなど世界のマダムたちに
出張料理教室をすることも。
和、洋、中、エスニックなど、どんな料理も
家庭料理にしてしまう凄腕の持ち主。

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Writer: 森綾のアイコン森綾

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