このエントリーをはてなブックマークに追加

B639c8155624e37407d61a42d53ffd9f
Blank

今回のB!Storyに登場して頂くのは日本化粧品検定協会の代表理事として、執筆活動やイベントにと積極的に活動を行う小西さやかさん。科学的視点から化粧品を評価するそのルーツはどこからきたのか?小西さやかさんの意外な一面や今に至るまでの経緯とは?そんな疑問をインタビューさせて頂きました。
日本化粧品検定協会の代表理事になる前もやはり美容に携わるお仕事をされていたのでしょうか?
小西 実は私自身、化粧品というものにはほとんど興味がありませんでした。親が共働きということもあり、子供の頃からガールズスカウトや教会などに行くような自立した生活を子供ながらに送っていました。就職前の大学院生時代も化粧品とは無縁のボランティア活動ばかり。国連機関のプロジェクトや、各種団体が手掛けるイベントに参加をしたり・・・。海外青年協力隊に応募して最終審査まで残ったこともあるんですよ。
国連のプロジェクトにボランティア活動!今とは全く違いますね。
小西 ボランティアの一貫でマザーテレサの家に行った時に、死を待つ人の家やハンディキャップのある人の家にお伺いしたのですが、日本とは全く異なる現実を実際に自分の目で見て・・・。とにかく全てが衝撃的でした。皮膚病を患っている人に接する時は感染防止のために必ず手袋をしなくてはならないという・・・。細心の注意を払いながら作業を行わないと自分が病気になってしまうという状況でした。ハンディキャップのある子供たちに服を着せてあげたり、身体を洗ってあげたり、ご飯を食べさせてあげたり。日本では絶対に経験できない仕事をやらせて頂きました。でもここで教えて頂いたことは、遠い異国の地に来てボランティアをすることも大切だけれども、自分の周りをもっとよく見なさいということ。近くで助けを必要としている人がもっと沢山いるはず、このことを教えてもらいましたね。
自分の近くにいる人を助ける、簡単なようで実はとても難しいことですよね。
小西 マザーテレサの家での出来事がとても印象的でしたので、自分で何かできることはないかなと思い、真冬の寒い時期、ホームレスの人達にカイロを配るというボランティアを実践してみたんです。寒いからカイロがあったら便利かなと思いまして。ところがカイロを受け取らず、「お金を出せ」と言われてしまい!自分が良かれと思ったことでもその人達にとって必要なものはそれぞれ違うんだということを知りました。また、教育者だった父の影響を受けて、自分が持っている化粧品に関する知識を伝えていくことを何か形にする活動をいつかやりたいと思うようになりました。
その人が本当に必要としているかどうかを見極めることは確かに難しいですね。国連プロジェクトにも関わっていたとのことですが、そちらでの就職を考えたことは?
小西 大学院生の時に半年間ほど国連機関の中で仕事をさせて頂きました。やりがいもありますし、私自身も国連で仕事をしていきたいと考えていたのですが、実際に内部に関わってみてわかったことは常に激しいポジション争いをしなくてはならないという現実。国連で仕事をするということは想像以上に大変なことでした。ここで就職をしたら私は仕事を続けていくことができるのか?という疑問と、もっと落ち着いて生活したいという自分自身の気持ちがあったことからボランティア活動は趣味の一つでやっていこうと決めました。そこで私が選んだ就職先が化粧品会社「ノエビア」の研究開発職です。
ここで化粧品に関わると!でもなぜ化粧品会社に就職をしようと思ったのでしょうか。
小西 ノエビアの企業理念に共感したのが大きな決め手となりました。私は環境や自然に携わる仕事がしたいと考えていましたので「自然を化学する」ノエビアの企業姿勢がいいなと思ったんです。ただ、採用の時期はとっくに終わっていたので、履歴書とレターを送り、1人だけで面接や研究所を見学していただき・・・。美容も決して嫌いというわけではなかったのですが、それでも最終内定を頂いた後も最後の最後まで就職すべきかどうか迷っていました。
「自然」が小西さんにとって大きなキーワードなのですね。
小西 昔、水俣病など環境問題による病気が流行した時期がありましたよね。幼いながらもその事件に衝撃を受けて、水処理の研究をしたいと思ったんです。だから在学中は浄水処理方法の開発や汚染水の処理方法を研究していました。また、国連大学時代では、環境と維持可能な開発プロジェクトに参加し、時にはワークショップを開催したり、各国の関連機関に連絡を取って水の排水基準を調査するなど、環境に関わることに従事していました。
就職されたノエビアではどのようなお仕事をされていたのでしょうか。
小西 最初の1年はスキンケア、ボディケア、ヘアケアなど、全ジャンルの商品の処方組みを行い、次の配属からメイク商品の処方開発に携わる仕事を。その後、102種の化粧品の商品開発を行いました。ノエビアは働く人達の環境がとても良くて、社員同士がとてもフレンドリー。新入社員にはノエビア商品のフルセットが与えられるので入社時からテンションが上がるような会社でした。学生時代、石油を使った実験やソファーでの寝泊まりなど肌環境が非常に悪いところでこれまで過ごしていた私は額が全てニキビで覆われているほど酷い肌状態・・・。頂いたノエビアのスキンケアアイテムをしばらく使っていたら本当にニキビが無くなって! 化粧品の力って凄いな!と身を以て実感しました。
肌トラブルに悩まれていたなんて想像できないのに!でも実感できることがあると嬉しいですよね。
小西 そうですね。仕事で関わるようになってから、教育部との企画会議のために市場調査の一貫として百貨店を巡り商品を購入し、一つ一つの商品とじっくり向き合うことが多かったです。その色や処方を自分で開発し、再現して提案していた時期もありました。気になるものや新作をセレクトして、それを会議で話し合いながら新しい商品開発を行って・・・。時には海外出張もありましたよ。とても刺激を受けましたし、仕事が楽しかったですね。
楽しそうな職場ですが、どういったことがきっかけで今のお仕事に?
小西 大変環境の良い職場ではありましたが、私自身が結婚をすることになったんです。そうなると、仕事上のポジションも色々と難しい部分が出てくるので、この機会に新しい場所で挑戦してみようと。以前からハンティングされていた通販の化粧品会社に思い切って転職することを決めました。その際、条件として、自由な活動をさせてもらうことを確約してもらい、読者モデルなどメディアに出るお仕事を30歳からはじめてみたんです。その結果、私自身の知名度があがり、様々な会社から開発コンサルティングを頼まれるようになりました。当初はボランティア活動の一貫として無償で行っていましたが、大きなプロジェクトが持ち上がり、しっかり予算をいただけることになり、これがきっかけで独立することを決めました。
ここから今現在の土台が作られていくわけですね。
小西 「化粧品の知識を伝えるボランティア活動がしたい」と以前からずっと考えていたのですが、化粧品会社に所属していては、中立的な立場が築けないことをずっと悩んでいました。ちょうどいい機会でしたので、思い切ってこの機に独立することに。化粧品開発のコンサルティングで生活費を作り、一般社団法人 日本化粧品検定協会(当時の呼び名は一般社団法人 コスメコンシェルジュ協会)を立ち上げ、ボランティ活動を開始しました。最初は、間違いがちな化粧品知識を学んでもらいたいと思い、日本化粧品検定3級の試験を大学教授や化粧品研究者の監修を元に作りました。Face Bookアプリで無料受験していただき、合格された方には全員に手作り合格証書を郵送していました。掛かる費用は全て私の自己負担。これを2年間続けていくうちに受験者が膨大な数に膨れ上がり、1級・2級の試験を受けたいという声が大きくなって・・・。皆さんの声に後押しされ、本格的な全国で開催される日本化粧品検定1級・2級の立ち上げを開始しました。これが日本化粧品検定協会最初のスタートでしたね。

小西さやかさん《前編》いかがでしたでしょうか? 「自分の周りにいる人たちを助ける」まさに今、活動されていることがこの集大成になっているのですね!次週《後編》では日本化粧品検定を立ち上げたばかりの頃のお話や現在目標としていること、力を入れていることなどをお話して頂きました。こちらもどうぞお楽しみに!

  • 小西さん後編記事はこちらから☆

  • information
    Amazon「メイクアップ部門1位」、「美容・ダイエット部門1位」 小西さやかさんの書籍第4弾が大ヒット!コチラも要チェック♪

    "すっぴんも、メイク後もキレイな人の習慣
    効果が9割変わる「化粧品」の使い方"

    毎日使っているコスメの「使い方」を変えるだけで、 見違えるほど美人になれる! スキンケアから、メイクアップ、ボディケアまで、 化粧品の効果的な使い方をまとめて紹介してくれる一冊です♪


    小西さやか
    blog:http://ameblo.jp/panntyann1
    http://www.horipro.co.jp/konishisayaka
    日本化粧品検定協会:http://www.cosme-ken.org
    日本化粧品検定3級無料受験:https://cosme-ken.org/thirdclass
    Bimajin Storyの過去記事は下記をクリック☆
    このエントリーをはてなブックマークに追加

    Others By

    チョークアートからキャンドルアートまで、新しい才能を発信! 松下萌子さん【後編】
    Blank

    Bimajin Story / 2017/03/29

    全日本国民的美少女コンテスト出身、世界へ羽ばたくチョークアーティスト 松下萌子さん【前編】
    Blank

    Bimajin Story / 2017/03/22

    得意の料理で体調管理と体型維持しています 中川知香さん【後編】
    Blank

    Bimajin Story / 2017/03/08