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 モデルやタレントという仕事は、若くてきれいだから仕事が来る、というものでもない。女優も同様で、亡くなったあの森光子さんは、40代になって花開き、以後ずっと主役であった。

 今週登場する東麻美さんは、現在30歳。去年は大きなクライアントのテレビCFに5本出演した。かなりの売れっ子CFモデルと言ってもいいだろう。

「21歳くらいから大手の芸能プロダクションに在籍していたのですが、その時は仕事もプライベートもぱっとしなかったというか。あはは」

 萩庭桂太は、「世界ウルルン滞在記」に出演した彼女を観たことがあるらしいが、彼女は「はい」「へえ」「美味しい」しか言えなくて、ほとんどのシーンがカットされ、号泣シーンだけが強調されていたという。

「27歳のときに結婚で最初のプロダクションを辞めました。夫が山形に本拠地のあるJリーグのサッカー選手なので、山形に移り住んだんです。しばらく何もしていなかったのですが、一昨年、ある親しいスタイリストさんが今の事務所を紹介してくださって、久しぶりにファッション誌に出たんですね。そこから東京にオーディションに来るうちに、受かり始めて、仕事が増えました。だから今は山形から月に2回くらい、上京して働いているんです」

 山形から出稼ぎでやってくるモデル。ちょっと新しい。今日の写真はいきなりゴージャスなファッション誌風である。

「……こんなお金持ちっぽい写真でいいのかしら。こんな風だと思われたらどうしよう……」

 麻美さんはまるでそこにいるのが自分ではないように、困った顔でPCの画面を覗き込むのだった。

  • 出演:東麻美

    1982年埼玉県生まれ。21歳からモデルの道へ。27歳で結婚、山形へ移住、現在に至る。ミセス、Domani など女性誌のほか、大塚製薬、マツダ、ダノンビオ、キューピーなどのテレビCFにも多数登場する。
    http://www.okazaki-models.co.jp/models/AsamiHigashi/
    http://ameblo.jp/asami-higashi/

  • 取材・文:森 綾

    大阪市生まれ。スポニチ大阪文化部記者、FM802開局時の編成部員を経て、92年に上京後、現在に至るまで1500人以上の有名人のインタビューを手がける。自著には『マルイチ』(マガジンハウス)、『キティの涙』(集英社)(台湾版は『KITTY的眼涙』布克文化)など、女性の生き方についてのノンフィクション、エッセイが多い。タレント本のプロデュースも多く、ゲッターズ飯田の『ボーダーを着る女は95%モテない』『チョココロネが好きな女は95%エロい』(マガジンハウス)がヒット中。
    ブログ「森綾のおとなあやや日記」 http://blogs.yahoo.co.jp/dtjwy810

ヘアメイク:茂手山貴子 http://www.facebook.com/pages/茂手山貴子/193855654092129
撮影:萩庭桂太

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